こんにちは~
今回は、海外に投資をする上で一番重要な為替について理解していこう。
「株価がすごい伸びて、1000ドルプラスになった!」
「、、、あれ?円換算するとマイナス200000円?」
「どうして何だ~!!!!!?」
こういう風にならないように、知識を深めよう。
とはいっても、めっちゃ難しくないから気楽に読んでみて~。
じゃあ、早速本題!
為替とはなんぞや
為替というのは、通貨を替えることね。
100円をドルに替えて下さ~いみたいな。
みんなが持っている円やドル、ウォン、人民元、ルピー、ユーロなど、いろんな通貨があるんだよね。
その通貨の価値によって、他の通貨に替えるときの量が変わってくるんだよね。
要は、円高(円の価値が高い)の時に、ドルに替えようとすると、円安(円の価値が安い)の時よりも多くドルが貰えるよっていうことね。
円安 | 円高 | |
円 | 100円 | 100円 |
ドル | 1ドル | 2ドル |
たくさんドルが欲しければ、円高(円の価値
)ドル安の時がいいね。じゃあ、この通貨の価値ってどういう風に変わるんかね。
為替レート(為替取引をした時の値段)の変動要因
大前提として為替レートを予想するのは、非常に困難!!!
じゃけ、できれば為替取引の生じない日本株でプラスが出るならそうしたい!
でも、他の国に投資するメリットもあるし、為替を勉強しておかないといけないんだよね。
これだけ為替取引が曲者と言っているのに、FXで儲けようと思ったそこのあなた!!!
痛い目見る前にやめなさい!
経済指標
通貨の価値を決める一つとして、国力がある!
どれだけGDPがいいか、どれだけ働ける人がいるか、どれだけ消費者が支出しているか、どれだけ製造業や住宅業が上手く行っているか、、、、、、
これらの指標一つ一つが、その国の経済の成長性を表しているんだよね。
この経済指標が発表されるたび、為替市場は勝手に経済性を予想して大きく変動するんだよね~
中央銀行の政策金利
まぁ、簡単に言うと、中央銀行はその国の銀行を取りまとめる銀行で、国のトップ銀行っといったところじゃね。
んで、こやつらが、経済や雇用、物価の安定化を図り、金利(お金を貸したときの利息みたいなもん)を変えていくんだよね。
金利を上げた国の通貨を持っているのと、利息分プラスでお金が還元されるから
金利の高い国の通貨が買われ、金利の低い通貨は売られるんだよね。
みんなも、銀行に円を持っていたら、利息が少~し入ってくるじゃん(笑)
通貨が買われると、通貨の発行枚数にも限度があるから、希少価値がついて通貨高(価値が高い)になるってことよ!
政治的リスク
戦争、大災害などが起きたり、普通に政治的に不安定な国の通貨には、価値が低いとみなされ売られていくんよね。
まぁ、そりゃそうで、その国が潰れてしまったら通貨持ってても使えないからね、、、
すごいのが、政治家や政府の発言でも、憶測が飛び交い為替が動くんだよね~。
じゃけ、そういう人達は発言を慎重に選択して発信しないといけないけ大変なんよ!
世界のマーケット
世界の市場によっても、通貨が買われ為替レートが動くんだよね。
例えば、日本の製品が世界で爆売れしたら、みんな日本円に替えて購入するから、円の価値が上がって円高になる。
世界を揺るがすほどの企業が出たら要注意だね。
外国からの投資や投機的な取引
外国から投資が行われると、その国の通貨が買われるから為替が動き通貨高になるんよね。
これが、あるブームになると、どんどん買われて通貨高が進むんじゃ。
あとは、投機的な取引があると、すごい為替レートが変動するよ。
これは、FX(為替で稼ぐ)をしている人たちが、レバレッジ(取引額を仮想的に倍にすること)を大きくかけて取引した際の話ね。
こんな取引があると、大量の通貨が買われ売られて、グイングイン為替の変動があるんだよね。
こうやって、FXしている人は大損をする。
利益が出ても、また利益が出ると信じて、逆に大きく負けるとかね。
為替による株価の影響
為替取引は、投資をするうえで切っても切れない関係にあるんだよね。
その理由を下に、順を追って話すよ~!
さっきも言ったけど、通貨っていうのはいろんな要因で価値が決まるね。
自国の価値の高い通貨なら、通貨安の通貨は多く手に入るね。
企業は、銀行からお金を借りて運用しているところがほとんど。
その、金利が低ければか、借金も低く企業にとって
通貨を多く手に入れば、多く株が買える。
さらに通貨安が進めば、対照的に自国の通貨の価値が上がり、戻すとき多く通貨が貰える。
通貨安の原因が、国の経済先行き見通しが悪い場合だね。
これだと、長期にわたって経済成長が見込まれず、株を買ってもその企業の成長は見込めないからだね。
ちなみに、2022年ではアメリカの急速な利上げにより日米間の金利差が開くことで、円安ドル高になったんよね。
このとき、海外投資家は日本の株を安く買えるタイミングじゃけ、海外からの投資が多かったんだよね。
注意
自国が通貨高で、通貨安の国を買うのはバーゲンセールじゃけど、
逆に、自国が通貨安で買うときは注意が必要なんよね。
そして、重要なのは、為替は基本サイクルを起こす!
通貨安になれば、通貨高になるし、また通貨安になる。
この繰り替えし!
分かりやすくするために損をした場合を、例を挙げるよ!
ドル計算だと、1000000/130=約7692.31ドル買ったことになるね。
わざわざたくさん円を出して、価値の高いドルを買ったと思って!
持っていた、7692.31ドルは円換算すると、約923077円になっているだよね。
ってことは、マイナス76923円(約-7.7%安)だね。
為替が10円動いただけで、7万円程度マイナスになったね。
円安で株を買ってしまったがために、円高になると損をしてしまったね
この例でいくと、
株価が7%上昇しても為替によりプラスマイナス0
株価が下がれば、為替と株のダブルパンチで大損
円安で海外に投資をするなら、円高になる前に売るか、為替損よりも大きな株価の上昇を目指さないといけない!
まとめ
為替について勉強してもらったね。
リスクがとても高いこと、逆に利益を大きく出せることも理解してもらったと思う。
私個人の考えは、リスクが大きすぎるから為替取引は極力避けたいと思ってるんじゃ!
だからと言って、アメリカ株を買うなとかは言っていないよ。
為替リスクが大きいから、円高のときに自分が決めた資産の何割かをドルに替えて株を買うことをお勧めします。